2009年度 安全セミナー実施概要
2010年3月5日(金)「安全セミナー ~安全社会の構築に向けて~」を開催しました。
当日は、一般市民の方々や行政、鉄道をはじめとした公益事業者の方々などから多くの参加のご希望をいただき、当初の定員を大幅に上回る約350名のご参加をいただきました。
はじめに、佐々木理事長より、財団の設立経緯の説明と、2009年4月の設立以降財団が行ってきた各種事業等の紹介を行いました。
続いて関西大学安部教授より、「安全・安心な交通運輸をめざして」と題し、福知山線列車事故にも言及しつつ交通運輸事故の防止に向けたご提言をいただくとともに、京都大学小山教授から、「鉄道インフラの安全技術」と題し、鉄道インフラの安全維持の方策について、JR西日本安全研究所白取所長(当財団事業審査評価委員会委員)からは、「ヒューマンエラーを少しでも減らすために」と題し、ヒューマンファクターの側面から「安全」について考えるご講演をいただきました。
参加者からは、「いろいろな観点から『安全』を学ぶことができてよかった」などの感想をいただき、盛況のうちに閉会しました。
当日の様子
佐々木理事長の挨拶
安部先生のご講演の様子
小山先生のご講演の様子
白取所長のご講演の様子