2012年度 安全セミナー実施概要
2012年8月27日(月)、尼崎市内で「安全セミナー~ヒューマンファクターから考える安全」を開催し、公益企業の安全担当者など約650名の方々に参加いただきました。
はじめに、当財団の佐々木理事長から開催趣旨を述べた後、早稲田大学理工学術院の小松原教授より、「安全に関しては、現場の柔軟な対応力(レジリエンス能力)が不可欠であり、レジリエンス能力向上の為には、『予見』『監視』『対応』『振り返り』をしっかり回す現場力が重要である」との提言がありました。
また、立命館大学スポーツ健康科学部の山浦准教授からは、「信頼関係を失いやすい現代では、希望や期待がもてる組織や人づくりが求められており、しっかりと目標を共有し、想い(魂)を伝える事が重要である」とのお話がありました。
参加者からは「現場でのレジリエンス能力向上の取り組みや安全の感度を高めるヒントが得られた」「ほめることについて自分の意識を変えるきっかけになった」などの感想をいただき、盛況のうちに閉会しました。
当日の様子
会場の様子