2013年度 いのちのセミナー実施概要
東日本大震災から3年を迎えた2014年3月21日(金・祝)、あしなが育英会東北事務所長の林田 吉司様、聖学院大学の姜 尚中様をお迎えし、大阪市内で「いのちのセミナー」を開催し、約670名の方々にご参加をいただきました。
はじめに、「あしなが育英会」林田 吉司 東北事務所長より活動報告をしていただき、陸前高田、石巻、仙台にレインボーハウスを建設される内容のお話と現地のこどもたちの様子や活動状況についてご報告いただきました。
続いて、姜 尚中 様より「リスク社会の絆といのち」のテーマでご講演をいただきました。 「語り継ぐ、受け継ぐ」というお話をされ、血縁でなくても自分の考えのDNAのようなものを誰かが継承していけば、それは続いているのではないかと思うと、おっしゃっておられました。 自分の書いたものをたくさんの人が読んで、語り継いでくれる。僕の考えは、その人たちに繋がっていく。 文字に残さない人は、自分の友人や傍らにいる人に思いの丈を語り、その思いは受取った人に繋がっていく。
「いのち」というのは「繋がっていく」ということではないでしょうかと、お話くださいました。
当日の様子
あしなが育英会東北事務所長の林田 吉司 様
姜 尚中 様
姜 尚中 様のご講演の様子