2013年度 救急フェア実施概要

当財団とJR西日本の共催で、駅等をご利用される方々に、救急現場に居合わせた時の救命処置の重要性を普及啓発するため、｢救急フェア～身につけよう救命処置～｣を開催しました。消防やNPOなど地域で活動する方々、応急手当普及員の資格を持つJR西日本社員の指導のもと、多くの方々にAEDの取扱いや心肺蘇生法を体験していただきました。また、JR西日本のキャラクター着ぐるみ（イコちゃん）やこども制服の試着コーナーにも、お子様連れに多数参加していただきました。
昨年度から、近畿2府４県の主要駅で開催するとともに、今年度は広島地区（広島駅）や橋上駅化されました八尾駅での開催をいたしました。また、１月19日に救急フェスタin京都といたしまして「第1回いのちのリレー大会」を初めて開催しました。
さらに、今年度からより多くの方にAED体験をしていただくために、毎月９日を「救９の日」とし「救９の日　エキデモAED」を25駅で開催しました。
今後も、各地で｢救急フェア｣を開催していきたいと思います。

【実施概要】

○参加者数：のべ約5,900名（救急フェア・駅で体験AEDを含む）

• ・救急コーナー体験者の約6割の方が初めて一次救命処置を経験されました。

○心肺蘇生・AED体験者数：約2,500名（救急フェア・駅で体験AEDを含む）

○体験された方からいただいたお声

• ・なかなか体験する場がないので、このフェアはとてもいい。
• ・普段の生活で学ぶ機会がないので、こういう場を設けていただいてありがたいです。
• ・生命を守る為にがんばって下さい。
• ・私は、１０代最後の１９歳です。私が言えることではないかもしれないですが、今の若い子は多分「自分は関係ない」、「誰かがやるだろう」が多いと思います。こういう体験を出来る機会をもっと増やしてください。もっと若い学生の子とかに声をかけてあげてください。
• ・使うことがないかも知れないけど、いざ自分がそういう状況に置かれたら、本当に役立つことなので、いい経験をありがとうございました。

○実施箇所(JR12駅)及びご協力いただいた関係機関

5/18 三田駅	三田市、三田市消防本部、三田市消防団
5/25 広島駅	広島市南消防署、広島鉄道少年団
6/15 和歌山駅	和歌山市消防局
7/6 姫路駅	姫路東消防署、株式会社ジェイアール西日本総合ビルサービス
9/7 宝塚駅	宝塚市消防本部、宝塚市西消防署
9/7 天王寺駅	大阪市天王寺消防署、天王寺SC開発株式会社（天王寺ミオ）
9/8 草津駅	湖南広域消防局西消防署
9/14 奈良駅	奈良市、奈良市消防局、奈良市消防団、大阪事業所
10/5 高槻駅	高槻市、高槻市消防本部、高槻市医師会、NPO法人高槻ライフサポート協会、京都橘大学救急救命研究会、アクトアモーレ管理組合、アクトアモーレ店舗会
11/2 尼崎駅	尼崎市、尼崎市消防局、尼崎市東消防署、潮江社会福祉連絡協議会、株式会社ジェイアール西日本総合ビルサービス
11/9 八尾駅	八尾市消防署、安中・永畑・龍華小学校区まちづくり協議会
1/19 京都駅	救急フェスタin京都～第1回いのちのリレー大会～ 京都市下京消防署、京都橘大学

○救９の日　エキデモAED　実施箇所(のべJR25駅)

• ・4/9　三ノ宮駅　　神戸駅
• ・5/9　大阪駅　　新大阪駅
• ・6/9　京都駅　　高槻駅
• ・7/9　天王寺駅　
• ・8/9　新大阪駅　　京橋駅
• ・9/9　京都駅　　高槻駅　　大阪駅　　北新地駅
• ・10/9　明石駅　　姫路駅
• ・11/9　新大阪駅　　天王寺駅
• ・12/9　京都駅　　山科駅
• ・1/9　三ノ宮駅　　神戸駅
• ・2/9　大阪駅　　京橋駅
• ・3/9　明石駅　　姫路駅