2024年度 小・中学生「いのち」の作文コンクール
今年度の募集は終了いたしました
公益財団法人JR西日本あんしん社会財団は、福知山線列車事故の反省の上に立ち、2009年に設立され、「安全で安心できる社会」の実現に少しでもお役に立てるよう、様々な事業を行っております。
設立10年となる2019年度から毎年「小・中学生『いのち』の作文コンクール」を開催しており、今年度も、将来を担う小・中学生の皆さまに、作文を書くことを通じて「いのち」の大切さを考えていただく機会を提供できればと考えています。
選考委員には、菊池 省三 氏(教育実践研究家)、重松 清 氏(作家)、津村 記久子 氏(作家)の3名を迎え、皆さまの作文をお待ちしております。
本コンクールには、これまでに延べ約3万作品のご応募をいただいており、受賞作品が小学校道徳教科書に採用された実績もございます。
是非この機会に、身近な暮らしの様々な機会や出来事などで触れる「いのち」、連日伝えられるニュースなどで考えさせられる「いのち」などを題材に、自らの想いや考えを作文にしてご応募ください。
テーマ
身近な体験、本やテレビ・インターネットなどを通じて、感じたり考えたりした「いのち」や、自然とのふれあい、最新の科学技術から感じた「いのち」など幅広い観点からの作品を募集します。
【テーマ例】
○身近な体験を通じて感じたり、考えたりした「いのち」
・弟や妹が生まれた体験、自分や家族が病気になって入院した体験、大切な人を失った体験
・ペットや昆虫を育てたり、草花を栽培した体験
・家族や友だちなど、周囲の人々との日々の何げない会話などを通じて感じた生きることの楽しさ
・生きる力や、がんばってみようという思いにつながったエピソード など
○本やテレビ、インターネットなどを通じて感じたり、考えたりした「いのち」
・病気や大きな災害など困難とたたかいながらがんばっている人の姿
・SNSの書き込みで考えさせられたいのちの重み
・戦争・紛争、貧困など、困難な状況の中で生きている世界の人々の姿 など
○さまざまな形の「いのち」
・海や山の景色、太陽や夜空の星など、自然とのふれあいで感じた「いのち」
・人工知能やロボットなど、最新の科学技術の中に感じた「いのち」 など
<作文を書くにあたってのヒント>
見たり聞いたり調べたりしたことだけでなく、それに対し自分がどのように考えたのかを書いてみましょう。さらに、実際に行動したことがあればぜひ書いてみましょう。とり上げる内容については、メインとなるテーマやエピソードを決め、それについてくわしく書いてみましょう。あなたの「いのち」への想いがより強く表現できます。
【参考】
昨年度の主な作品
2023年度「小・中学生『いのち』の作文コンクール」受賞作品はこちら
選考委員(※五十音順)
- 小学生、中学生のみなさん、こんにちは。みなさんの作文を読ませていただく菊池省三と申します。
書くということは考えるということ、書くということは自分を見つめるということだと言われています。
私は、「ひとりひとり違っていい」という言葉が大好きです。違いは自分らしさだと思っているからです。違いは間違いではないからです。
作文には自分らしさが出ます。人とは違うあなたらしさが出るのです。人と同じものはありません。
今年もあなただけが見つけた、あなただけが感じた「いのち」について、あなたらしい言葉で教えてください。
みなさんと作文を通して出会えることを楽しみにしています。 - 能登半島地震という悲しい出来事で幕を開けた2024年、ぼくたちは「あたりまえの毎日」が一瞬で消えてしまうのだと思い知らされました。
だからこそ、「あたりまえの毎日」について、あらためて考えてみませんか。「あたりまえの毎日」を支えるものは、一人ひとりの「いのち」です。
じゃあ、きみが「いのち」のぬくもりを感じたのは、どんなときですか? きみはいま「いのち」についてどう思っていますか?
正解は一つきりではありません。自分の思いがすなおに書いてある作文はぜんぶ、かけがえのない正解なのです。
がんばって! 待ってるよ! - いのちについての作文を書くことは、実はとてもむずかしいことなのではないかと私は思っています。自分にとっていのちがあるということは生きていることで、生きていることはその人にとってあたりまえのことだからです。
ですが、自分のまわりの人たちや、身近な動物や植物が生きていることを感じることで、自分もまた生きているのだと感じることができます。自分が生きていると感じると、生きていたいとみなさんは思うでしょう。そしてそれは、ほかのいのちある人々や動物や植物のねがいでもあるのです。どうぞ作文を通して、自分やまわりの人たちや動物や植物が生きていることについて考えてみてください。
主催
公益財団法人 JR西日本あんしん社会財団 (協力)西日本旅客鉄道株式会社
後援
滋賀県教育委員会、京都府教育委員会、京都市教育委員会、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会、兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、奈良県教育委員会、和歌山県教育委員会、読売新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、産経新聞社、神戸新聞社、京都新聞、週刊大阪日日新聞社、日本教育新聞社、京都大学人と社会の未来研究院、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
募集対象
近畿2府4県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)に在住・在学の小・中学生
応募方法
■学校単位での応募を基本とします→学校単位での応募はこちら
■学校単位での応募がない場合は個人での応募も可能です→個人での応募はこちら
募集期間
2024年7月1日(月)~9月12日(木)当日消印有効
※作品募集は終了いたしました
【学校単位での応募】
- 募集内容
- 自分自身の想いや考えを原稿用紙にまとめてください。
- ・枚数(1枚400字詰め)
小学1~4年生/1~2枚程度
小学5~6年生/1~3枚程度
中学生/2~4枚程度 - ・学校にお送りした原稿用紙をコピーまたは学校で使用している400字詰め原稿用紙を使用してください(このページからも原稿用紙をダウンロードいただけます)。
- ・原稿用紙には、 を明記してください。
- ・審査の都合上、
- ・原稿用紙はなるべくホッチキス止めせずに、一作品ずつまとめて2つ折りにして下さい。
- ・枚数(1枚400字詰め)
- 送付方法
- 学校単位で取りまとめ、
応募作品が多数になり、返信用封筒が足りない場合は、ご連絡ください。
※返信用封筒以外の封筒を使用いただいても構いませんが、その場合の送料は応募校のご負担となります。 および 、 (様式は問いません。名簿のコピーでも可。以下のひな型もご活用ください。)を学校にお送りした返信 してください。
【個人での応募】
- 募集内容
- 自分自身の想いや考えを原稿用紙にまとめてください。
- ・枚数(1枚400字詰め)
小学1~4年生/1~2枚程度
小学5~6年生/1~3枚程度
中学生/2~4枚程度 - ・当財団ホームページからダウンロードした用紙または市販の原稿用紙(1枚400字詰め)を使用してください。
- ・原稿用紙には、 を明記してください。
- ・審査の都合上、
- ・複数名で応募の場合、原稿用紙はなるべくホッチキス止めせずに、一作品ずつまとめて2つ折りにして下さい。
- ・枚数(1枚400字詰め)
- 送付方法
- 応募票に住所等の必要事項を記入の上、作品および応募票を
(株)JR西日本あいウィル内 公益財団法人 JR西日本あんしん社会財団 2024年度「小・中学生『いのち』の作文コンクール」応募受付係まで送付してください。
送料は各自のご負担でお願いします。
表彰
個人賞
入賞者に表彰状および副賞(図書カード)を贈呈します。
いのちの作文大賞 (5万円分) |
優秀賞 (1万円分) |
入選 (3千円分) |
計 | |
---|---|---|---|---|
小学 1・2年生 |
1人 | 26人 | 70人 程度 |
100人 程度 |
小学 3・4年生 |
1人 | |||
小学 5・6年生 |
1人 | |||
中学生 | 1人 |
- ※優秀賞受賞者の中から優れた作品や着想豊かな作品に「選考委員特別賞」を若干名授与します。
参加賞
応募者全員に贈呈します。
作品集
入賞者および学校単位で応募した学校に贈呈します。
入賞者の発表
- ・入賞された方の公表は2024年12月上旬に行います。
- ・入賞者全員の学校名・学年・名前および、いのちの作文大賞・優秀賞の方の作品本文について、作品集・ホームページ等に掲載・公表します。
表彰式
優秀賞以上の受賞者の方を対象に、2025年1月26日(日)午後、大阪市内で開催する予定です。
※受賞者の保護者及び学校関係者の方にも同席いただけます。
注意事項
- ・応募作品は返却しません。
- ・他のコンクールや出版物への未発表作品に限ります。
- ・著作権は主催者に帰属するものとします。
- ・応募作品に記載されている個人情報は、本コンクールの運営に必要な範囲内で利用します。
問い合わせ先・送付先
(株)JR西日本あいウィル 内
2024年度「小・中学生『いのち』の作文コンクール」応募受付係
〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江5丁目6番30号
TEL:06-6420-7661(平日10:00~17:00)