2023年度 小・中学生「いのち」の作文コンクール
今年度の作品の募集は終了いたしました。
公益財団法人JR西日本あんしん社会財団は、福知山線列車事故の反省の上に立ち、2009年に設立され、「安全で安心できる社会」の実現に少しでもお役に立てるよう、様々な事業を行っております。
設立10年となる2019年度から毎年「小・中学生『いのち』の作文コンクール」を開催しており、昨年度までの4回で延べ約2万4千作品の応募を頂きました。今年度も、将来を担う小・中学生の皆さまに、作文を書くことを通じて「いのち」の大切さを考えていただく機会を提供できればと考えています。
5回目という節目を迎えるにあたり、選考委員には、作家の重松清氏らの先生方に加え、新たに大阪出身の作家の津村記久子氏を迎え、皆さまの作文をお待ちしております。
是非この機会に、身近な暮らしの様々な機会や出来事などで触れる「いのち」、連日伝えられるニュースなどで考えさせられる「いのち」などを題材に、自らの想いや考えを作文にしてご応募ください。
テーマ
「いのち」の誕生の喜びや失った悲しみ、「生きる」ことの楽しさや辛さなど、
さまざまな観点からの作品を募集します。
【テーマ例】
○身近な体験を通じて感じたり、考えた「いのち」
・弟や妹が生まれた体験、自分や家族が病気になって入院した体験、大切な人を失った体験
・ペットを育てたり、草花を栽培した体験
・家族や友だちとの日々の何げない会話などを通じて感じた生きることの楽しさ
・家族や友だちの支えによってこころが救われた体験 など
○本やテレビ、インターネットなどを通じて感じたり、考えた「いのち」
・いのちを守るために懸命に働いている人の姿
・病気や大きな災害など困難とたたかいながらがんばっている人の姿
・SNSの書き込みで考えさせられたいのちの重み
・戦争・紛争や貧困など、困難な状況の中で生きている世界の人々の姿 など
○さまざまな形の「いのち」
・海や山の景色、太陽や夜空の星など、自然とのふれあいで感じた「いのち」
・人工知能やロボットなど、最新の科学技術の中に感じた「いのち」 など
<作文を書くにあたってのヒント>
見たり聞いたり調べたりしたことだけでなく、それに対し自分がどのように考えたのかを書いてみましょう。さらに、実際に行動したことがあればぜひ書いてみましょう。とり上げる内容については、メインとなるテーマやエピソードを決め、それについてくわしく書いてみましょう。あなたの「いのち」への想いがより強く表現できます。
【参考】
昨年度の主な作品
2022年度「小・中学生『いのち』の作文コンクール」はこちら
主催
公益財団法人 JR西日本あんしん社会財団 (協力)西日本旅客鉄道株式会社
後援
滋賀県教育委員会、京都府教育委員会、京都市教育委員会、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会、兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、奈良県教育委員会、和歌山県教育委員会、読売新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、産経新聞社、神戸新聞社、京都新聞、大阪日日新聞、日本教育新聞社、京都大学人と社会の未来研究院、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
募集対象
近畿2府4県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)に在住・在学の小・中学生
応募方法
■学校単位での応募を基本とします→学校単位での応募はこちら
■学校単位での応募がない場合は個人での応募も可能です→個人での応募はこちら
募集期間
2023年7月1日(土)~9月11日(月)当日消印有効
※作品募集は終了いたしました
【学校単位での応募】
- 募集内容
- 自分自身の想いや考えを原稿用紙にまとめてください。
- ・原稿用紙には、題名、学校名、学年、組、名前(ふりがな)を明記してください。
- ・枚数(1枚400字詰め)
小学1~4年生/1~2枚程度
小学5~6年生/1~3枚程度
中学生/2~4枚程度 - ・学校にお送りした原稿用紙をコピーまたは学校で使用している400字詰め原稿用紙を用いてください。(このページからもダウンロードいただけます。)
- ・審査の都合上、1枚あたり400字詰め以外の原稿用紙は使用しないでください。
- ・1人の作品の原稿用紙が複数枚となる場合は、なるべくホッチキス止めせずに、重ねて2つ折りにして下さい。
- 送付方法
- 学校単位で取りまとめ、作品および応募票、応募者一覧表(様式は問いません。名簿のコピーでも可。以下のひな型もご活用ください。)を学校にお送りした返信用封筒に入れて(株)JR西日本あいウィル内 公益財団法人 JR西日本あんしん社会財団 2023年度「小・中学生『いのち』の作文コンクール」応募受付係まで送付してください。
応募作品が多数になり、返信用封筒が足りない場合は、ご連絡ください。
※返信用封筒以外の封筒を使用いただいても構いませんが、その場合の送料は応募校のご負担となります。
【個人での応募】
- 募集内容
- 自分自身の想いや考えを原稿用紙にまとめてください。
- ・原稿用紙には、題名、学校名、学年、組、名前(ふりがな)を明記してください。
- ・枚数(1枚400字詰め)
小学1~4年生/1~2枚程度
小学5~6年生/1~3枚程度
中学生/2~4枚程度 - ・当財団ホームページからダウンロードした用紙または市販の原稿用紙(1枚400字詰め)を用いてください。
- ・審査の都合上、1枚あたり400字詰め以外の原稿用紙は使用しないでください。
- ・1人の作品の原稿用紙が複数枚となる場合は、なるべくホッチキス止めせずに、重ねて2つ折りにして下さい。
- 送付方法
- 応募票に住所等の必要事項を記入の上、作品および応募票を
(株)JR西日本あいウィル内 公益財団法人 JR西日本あんしん社会財団 2023年度「小・中学生『いのち』の作文コンクール」応募受付係まで送付してください。
送料は各自のご負担でお願いします。
表彰
個人賞
入賞者に表彰状および副賞(図書カード)を贈呈します。
いのちの作文大賞 (5万円分) |
優秀賞 (1万円分) |
入選 (3千円分) |
計 | |
---|---|---|---|---|
小学 1・2年生 |
1人 | 26人 | 70人 程度 |
100人 程度 |
小学 3・4年生 |
1人 | |||
小学 5・6年生 |
1人 | |||
中学生 | 1人 |
- ※優秀賞受賞者の中から優れた作品や着想豊かな作品に「選考委員特別賞」を若干名授与します。
参加賞
応募者全員に贈呈します。
作品集
入賞者および学校単位で応募した学校に贈呈します。
入賞者の発表
入賞された方の公表は2023年12月上旬に行います。
表彰式
優秀賞以上の受賞者の方を対象に、2023年12月17日(日)午後、大阪市内で開催する予定です。
※受賞者の保護者及び学校関係者の方にも同席いただけます。
選考委員(※敬称略・五十音順)
- 有名な教育者として知られている東井義雄先生が、「書くということは、自分を整理することである。書くということは、自分を確立することである」というお言葉を残されています。
書くということは、人間として成長することに欠かせないことなのでしょうね。書くことで、日々成長している自分と向き合えるのです。ですから、歩くように、息を吸うように、思いや意見や感情を言葉にできるということは、素敵なことだと思います。
今年もたくさんの応募を待っています。作品を通してみなさん一人ひとりと出会えることを楽しみにしています。 - 「いのち」って、なんだろう。
難しい質問です。オトナだって、なかなかうまく答えられません。でも、これだけは(長く生きてるからね)わかります。「いのち」は、意外と身近なところにある。そして、それを見つけるのは、オトナより、若者や子ども —— つまり、君たちのほうがずっと得意です。
教えてください。大きな「いのち」から、小さな「いのち」まで。「いのち」のまぶしい輝きから、ほのかな光まで。
テストみたいな正解や間違いはありません。自由に、伸びやかに、君が見つけた「いのち」のお話を、ぜひ読ませてください。 - うちの近所に、プランターで花を育てて家の前に置いているおうちがあります。わたしはそのおうちの前を通るたびに、きれいな花を見たあと、プランターのまわりの道路のみぞで育っている背の低いかわいい雑草に目を向けて、こちらもいいなあと思います。そのおうちの人は、自分が育てている花も好きだけれども、似たような「いのち」として雑草も好きなんだと思います。
道で草花を見たり、ごはんとして食べたり、友達や家族も自分自身もその一つだったり、「いのち」は実はとても身近なものです。自分が好きだったりおもしろいと思う「いのち」を探して、その理由を考え、ぜひ教えてください。
注意事項
- ・応募作品は返却しません。
- ・他のコンクールや出版物への未発表作品に限ります。
- ・著作権は主催者に帰属するものとします。
- ・入賞者全員の学校・学年・名前および、いのちの作文大賞・優秀賞の方の作品本文については、作品集・ホームページ等に掲載・公表します。
- ・応募作品に記載されている個人情報は、本コンクールの運営に必要な範囲内で利用します。
問い合わせ先・送付先
(株)JR西日本あいウィル 内
公益財団法人 JR西日本あんしん社会財団
2023年度「小・中学生『いのち』の作文コンクール」応募受付係
〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江5丁目6番30号
TEL:06-6420-7661(平日10:00~17:00)